リフォーム費用の内訳と “資金計画” をスムーズに立てる 5 ステップ
- 將貴 内田
- 6月18日
- 読了時間: 2分
1. リフォーム費用は 3 つの箱に分けて考える
箱 | 内容 | 目安比率 |
A:工事費 | 材料費・職人手間 | 60〜70% |
B:諸経費 | 仮設足場・運搬・廃材処分 | 10〜15% |
C:設計・管理費 | 図面作成・現場監督 | 10〜15% |
ポイント 見積書で “一式” と記載されがちな部分を、上記 3 つの箱に棚卸しすると比較しやすい。 B と C は削りすぎると品質低下に直結するため、 工事費のグレード調整 が現実的。
2. 目安予算を秒速で把握できる「坪単価 × 面積」早見表
リフォーム種別 | 坪単価 | 20坪 | 30坪 | 40坪 |
表層 (クロス・床) | 5〜8万円 | 100〜160万円 | 150〜240万円 | 200〜320万円 |
水回り中心 | 10〜15万円 | 200〜300万円 | 300〜450万円 | 400〜600万円 |
スケルトン (全面) | 25〜35万円 | 500〜700万円 | 750〜1,050万円 | 1,000〜1,400万円 |
3. 資金計画 5 ステップ
総予算の上限を決める
住宅ローン残債や教育費と合わせて“ファイナンシャルプラン”を確認。
自己資金 vs 借入の比率を検討
リフォームローンは最大 1,500万円・15年が一般的。固定金利1〜2%台。
補助金・減税をチェック
例:こどもエコすまい支援事業、長期優良住宅化リフォーム推進事業など。
シミュレーションで概算を把握
当社ツールなら複数プランを数クリックで比較可能。
正式見積で差額理由を確認
工程・材料・保証内容を項目ごとに比べ、優先順位を再整理。
4. よくある “予算オーバー” パターンと対策
パターン | 原因 | 対策 |
追加工事が多発 | 解体後にシロアリ・配管劣化を発見 | 事前インスペクションで劣化箇所を調査し“上限金額”を決める |
仕様変更を繰り返す | キッチン・タイルなど「見てから決めたい」 | 色決めは現物サンプル+CGで早期確定、変更締切日を設定 |
家具・家電の買い替え抜け | 予算に含め忘れ後日追加 | 工事中にショールーム同行、購入タイミングを逆算 |
5. まとめ
費用の 3 箱(工事・諸経費・設計管理) を把握すると比較がラク
坪単価 × 面積 で早見表を使い、おおよそのレンジを掴む
資金計画 5 ステップ で“予算ズレ”を予防しよう
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