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築30年以上の戸建てを「省エネ&安心」へアップデートするリフォーム戦略

  • 執筆者の写真: 將貴 内田
    將貴 内田
  • 6月18日
  • 読了時間: 2分

古い家でも “断熱・耐震・省エネ” を押さえれば、新築同等の快適さに近づきます。本記事では、築30〜40年の木造戸建てを例に 最適化ポイント を具体的に解説します(約2,000文字)。

1. 築古戸建てが抱える 3 大リスクと症状チェック

リスク

代表的な症状

放置リスク

断熱不足

冬の結露・夏の2階の暑さ

カビ・ヒートショック

耐震性能不足

壁が少なく開口部が大きい

倒壊・家具転倒

設備老朽化

給排水管サビ・漏水

水道光熱費増・漏電火災

2. 改修優先順位の付け方

  1. 構造安全性(耐震)

    • 耐震等級1 → 3 相当へ。筋交い追加、構造用合板、金物補強が主流。

  2. 断熱・気密

    • 断熱等性能等級4 以上を目標に、壁・天井に高性能グラスウール or 吹付けウレタン、窓は Low-E 複層+樹脂サッシ。

  3. 省エネ設備

    • エコキュート、高効率エアコン、LED 全灯化でランニングコストを30〜40%削減。

  4. 意匠・動線改善

    • 耐震壁配置に注意しつつ、回遊動線・収納計画を最適化。

3. コストと効果のモデルケース

木造 35 坪(約115㎡)・築38年★…BEFORE ☆…AFTER

項目

工事費

ランニングコスト削減

★外壁・屋根塗装

140万円

断熱効果わずか

★水回り設備更新

200万円

5%程度節約

☆全面断熱改修+窓交換

320万円

光熱費▼25%

☆耐震補強

180万円

地震保険▼30%

☆高効率給湯+太陽光3kW

240万円

光熱費▼15%

合計

940万円

年間約18万円削減

10 年で*▲180万円**、20 年で**▲360万円**のコスト回収見込み。*

4. 成功事例に学ぶ 4 つのTips

  1. 壁を壊さず窓から先行

    • 内窓設置は半日工事。体感温度アップで住みながら改修がしやすい。

  2. 補助金は“断熱+耐震”のセットで狙う

    • 補助率 1/3〜1/2、最大 250万円(制度により変動)。

  3. 性能向上リノベ住宅ローンを活用

    • 金利優遇 0.3〜0.5%、長期固定で返済計画が安定。

  4. 住設10年保証+定期点検パック を付帯

    • 万一の設備故障をフルカバー、保守コスト予測が容易。

5. まとめ

  • 築古戸建ては“耐震 → 断熱 → 設備”の順で底上げ

  • 効果と費用を数字で比較し、投資回収シミュレーションを必ず行う

  • 補助金・優遇ローンの活用で、初期投資を抑えつつ大幅な快適化が可能

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